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佩魯魯.支線故事-第11章



 次の日の朝、ペルルは王宮内の客間にある立派なベッドの上で目を覚まし、飛び上がるように起き上がった。
「あれ?あたい…」
辺りを見回しながらどうしてここに寝ているのか考える…昨日、王宮に戻り、フィレーシア邸の連続不可思議現象を鎮圧できたことをエルバーノ王に報告して…トリエル、バルフトと共に王が催してくれた宴で騒いでいるうちに、疲れて寝てしまったらしい。その後、誰かがここまで運んでくれたのだろう…
「うわぁ…夕べの事、何も覚えてないわ…恥ずかしいことしてなきゃいいけど…」
ペルルが頭を抱えたその時、衛兵があわただしく部屋に入ってきた。
「おお、ペルル殿!お目覚めだったとはちょうどいい。至急、王の間までお越しを!」
「へ?ふぁい!すぐ行きます‼」
ベッドから飛び降り、着替えもそこそこにペルルが王の間へ行くと、エルバーノ王が兵士たちに指示を出しているところだった。ただならぬ雰囲気を感じながら王に尋ねてみる。
「王様、どうしたの?」
「おお、ペルル!すまぬが、至急流浪の平原に向かってくれ!怪物が出現したそうなのだ。数は一匹だけだが、討伐に向かった兵士たちをも圧倒する強さらしい。至急討伐を頼む!」
王の依頼に、ペルルは思わずあわてて、
「討伐?あたいがぁっ⁉いやいやいや、そういう事はトリエルさん、バルフトさんに頼むべきじゃない?」
エルバーノ王は首を振り、
「いれば頼んでおったが、あの二人は昨夜の宴の後、修行に戻ると旅立ってしまったのだ…」
「げ⁉そんなぁ…」
「だが、旅立つ際にバルフトが言っていたぞ…ペルルは我々兄妹に比肩するくらい強くなった、と。彼の者たちが世辞を言うとは思えんが?」

 その言葉を聞き、バルセットやトリエル、バルフトが自分の前に現れたのは、強くなれるようきっかけを与えに来てくれたのかも知れない、という思いがペルルの心をよぎる。だとすれば、今自分がやる事は…
「…行く。流浪の平原だったわね?どんな怪物だろうが、今回だけはあたいがぶっ倒す‼」
決意を秘めたペルルの顔を見て、エルバーノ王の顔がほころぶ。
「うむ!よく言った‼よろしく頼むぞ!」
その言葉を背に、ペルルは流浪の平原へと駆け出した…

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